中学生の科学実験教室2025
- 2025.08.09
- katolab
2025年8月9日(土)、九州大学伊都キャンパスにて「中学生の科学実験教室2025」が開催され、加藤研究室から加藤先生、三上先生、紙浦、岩本くん、貝出くんが指導員として参加しました。
今回のテーマは「無線通信システムを自作してみる」です。テレビやラジオ、携帯電話など、私たちの生活に欠かせない無線通信ですが、その仕組みに直接触れる機会は多くありません。
本教室では、電波や無線通信の基礎を「見て・触って・体験する」ことで学んでもらうことを目的としました。

実験は3つのステップで進められました。
最初に取り組んだのは「電気で磁力を作る」実験です。電流を流すと金属線の周囲に磁場が生じ、方位磁針の針が振れる様子を観察しました。

次に「磁石の動きで電気を作る」実験では、磁石を金属線の輪に通すと電流が発生することを確認し、電気と磁気の相互作用を体験しました。

そして最後に「電波を飛ばす」実験では、着火ライターで生じた火花を電波源とし、コップとアルミ箔で作ったコヒーラスイッチでその電波を受信しました。LEDが点灯した瞬間には、驚きと歓声が上がり、目に見えない電波が情報を伝える仕組みを実感してもらうことができました。

参加した中学生たちは、最初は少し緊張した面持ちでしたが、実験を進めるにつれて積極的に質問や意見を交わし、互いに協力しながら取り組んでいました。失敗も前向きに捉え、「なぜうまくいかなかったのか」を仲間と一緒に考える姿が印象的でした。実験を通じて、電気と磁気、そして電波の関係を「実感を伴って理解する」貴重な経験になったと思います。
本教室を通じて、科学の楽しさや奥深さを感じ、無線通信技術への興味をさらに広げてもらえたのではないでしょうか。
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