ECOC2025@Copenhagen, Denmark

ECOC2025@Copenhagen, Denmark

お久しぶりです、D3の紙浦です。
2025年9月28日〜10月2日にデンマーク・コペンハーゲンで開催された、光通信分野で最も権威のある国際会議のひとつ ECOC 2025(51st European Conference on Optical Communication) に参加してきました。

会場
会場エントランス

今年の採択率は、口頭発表 29%、ポスター発表 20%、Post-deadline paper 23% と非常に狭き門でした。私はポスターセッションとして採択されましたが、改めてECOCの難易度とレベルの高さを実感しました。

ECOCは最新の研究成果だけでなく、企業展示も非常に充実しており、研究者・技術者・学生・企業関係者が一堂に会する光通信分野を代表する会議です。今年は、世界中から2125人もの参加者が集まり、技術やアイデアの最前線を体感できました。

私は “300-GHz Photonic Wireless Link with 5.3 mW Output Power Using Waveguide-Combined UTC-PD/SiC Photomixers” というタイトルでポスター発表を行いました。セッション中には多くの質問やコメントをいただき、関心の高さと研究の手応えを実感することができました。

ポスターセッションの様子1
ポスターセッションの様子2

 

今年の傾向としては、低損失化と低遅延で注目を集める Hollow-Core Fiber(HCF)、マルチコア/フューモードなどの SDM、そしてシリコンフォトニクスを中心とした 高周波変調器・高シンボルレート伝送がとくに目立ちました。さらに、光アクセス×コヒーレントや光ファイバセンシング/海底ケーブルによる地震観測といった社会実装寄りの話題も存在感があり、注目を集めていました。

Post-deadline paper
Post-deadline paper

最終的には過去最高の参加人数となり盛り上がりをみせました。

 

学会期間中には、ニューハウンやカステレット要塞など、コペンハーゲンの街並みも少しだけ楽しむことができ、リフレッシュにもなりました。

ニューハウン
カステレット要塞

 

ECOCは、自身の研究を国際舞台で発信する場であると同時に、世界中の最先端技術に触れて大きな刺激を受けられる最高の機会でした。今回得られたネットワークやフィードバックを今後の研究に活かし、来年もまた参加できるよう努力していきたいと思います!